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ドイツ歯科技工士養成カリキュラム

  ドイツ歯科技工士養成
カリキュラム1年目

・石膏、または、他の材料による歯牙、及び歯型モデルの製作

・対合歯型モデル、歯牙咬合面の製作

・レジンデンチャーの製作

・咬合理論の実際

・クラスプ線屈曲技術

・デンチャー改床、および、修理

・パーシャルデンチャーの製作

 ドイツ歯科技工士養成
カリキュラム2年目

・部分床及び総義歯理論

・パーシャルデンチャー完成

・フルメタルクラウンの製作

・鑞着技術の修得

・レジンクラウン、および、ブリッジの製作

・ソフトレジンを用いたデンチャー改床

・メタルプレートの副模型製作

ドイツ歯科技工士養成
カリキュラム3年目

・1/2 と 3/4冠の製作とピンレッジテクニック

・基本的な維持装置を使った補綴物の製作

・セラモメタルクラウン、および、ブリッジ

・セラミックラミネート

・メタルプレート(フルデンチャー)

ドイツ歯科技工士養成
カリキュラム4年目

・ミリングテクニックの基本

・総合的技工テクニックの学習、 アタッチメント、ポーセレン、レジンおよび金属を含む

 ケースの作製

     更に進んだ教育

・企業で実地訓練

・Meister あるいは同僚からの指導

・インターンのコース

・専門書

・専門家によるウィークエンドコース

・専門ラボにおけるコース

・材料メーカーでの研修

・Meister試験対策コース(マイスタースクール)

 


 

歯科技工士学校の学生は例えば、月曜日〜木曜日までの週日にマイスターの下で臨床実習

が義務付けられ、金曜日のみ(週日に1日だけ)歯科技工士学校での学科授業があります

デュアルシステム (Dual system)

学習カリキュラムはマイスターが決定しますので、マイスターも実際にマイスター試験の第4過程

における「職業上の教育学」が必須です。

 

ただし学生として、未成年者を扱いますので、「青少年心理学」もマイスター試験の内容に

組み込みまれております。

 

学生の年齢によっても修業時間やバカンス日数が違います。

この詳細は「青少年保護法」に唱えられてありますので、この法律を学習することも重要です。

 

学生は「これらのカリキュラムを経て、歯科技工士の国家試験に臨み、合格すれば、

晴れてプロの職人(ドイツ語で”ゲゼレ”と呼ぶ)となります。

 


 


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